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PowerPointにExcelファイルを埋め込む方法|アイコン表示・編集方法も解説

PowerPointとExcelの埋め込み方法5選:初心者向け解説
この記事は約13分で読めます。

PowerPointのスライドに、

  • Excelファイルそのものを入れたい
  • Excelをアイコンとして添付したい
  • 埋め込んだExcelをPowerPointから編集したい

ということはありませんか?

ExcelファイルをPowerPointに埋め込むなら、「挿入」→「オブジェクト」→「ファイルから作成」の順に操作します。

元のExcelファイルと連動させず、PowerPointの中にExcelファイルを保存したい場合は、「リンク」にチェックを入れないことがポイントです。

一方、元Excelの変更内容をPowerPointにも反映したい場合は「埋め込み」ではなく「リンク」を使います。

この記事では、PowerPointにExcelファイルを埋め込む手順から、アイコンとして表示する方法、埋め込んだExcelを編集する方法まで順番に解説します。


PowerPointにExcelファイルを埋め込む方法

まずは、すでに作成してあるExcelファイルをPowerPointへ埋め込む基本的な方法です。

手順は次のとおりです。

  1. PowerPointを開く
  2. 「挿入」タブをクリックする
  3. 「オブジェクト」を選択する
  4. 「ファイルから作成」を選択する
  5. 「参照」からExcelファイルを指定する
  6. 「リンク」のチェックが外れていることを確認する
  7. 「OK」をクリックする

順番に見ていきましょう。

1.PowerPointの「挿入」から「オブジェクト」を選択する

Excelファイルを埋め込みたいPowerPointを開きます。

続いて、上部メニューの「挿入」タブをクリックし、「オブジェクト」を選択します。

Powerpoint メニュー オブジェクト

「オブジェクト」は、Excelなど別のアプリケーションで作成したデータをPowerPoint内に入れるための機能です。

2.「ファイルから作成」を選択する

「オブジェクトの挿入」画面が表示されたら、「ファイルから作成」を選択します。

続いて「参照」をクリックします。

オブジェクトの挿入
オブジェクトの挿入

PowerPointに入れたいExcelファイルを選択してください。

3.「リンク」にチェックを入れずに挿入する

ExcelファイルをPowerPoint内に埋め込みたい場合は、「リンク」にチェックを入れません。

ここは間違えやすいポイントです。

「リンク」にチェックを入れると、ExcelファイルそのものをPowerPointへ保存するのではなく、元Excelとのリンクを保持する方式になります。

ExcelファイルをPowerPoint内に保持したい
→ リンクなし

元Excelの変更をPowerPointにも反映したい
→ リンクあり

と覚えると分かりやすいでしょう。

Microsoftの案内でも、既存ファイルを埋め込む場合は「オブジェクト」からファイルを選択し、「リンク」をオフにする方法が示されています。

設定できたら「OK」をクリックします。

これでExcelファイルがPowerPointへ埋め込まれます。


PowerPointにExcelファイルをアイコンで埋め込む方法

Excelの表をスライド上に直接表示する必要がなく、

「関連するExcelファイルを資料に添付しておきたい」

という場合は、アイコン表示が便利です。

例えば、

  • プレゼン本編には集計結果だけを載せる
  • 詳細データはExcelで確認してもらう
  • PowerPointとExcelを1つのファイルとして渡したい

といった使い方ができます。

Excelをアイコン表示する手順

基本的な操作は先ほどと同じです。

  1. 「挿入」をクリック
  2. 「オブジェクト」を選択
  3. 「ファイルから作成」を選択
  4. Excelファイルを指定
  5. 「アイコンで表示」にチェック
  6. 「OK」をクリック
オブジェクトの挿入-アイコンの変更
オブジェクトの挿入-アイコンの変更

これでExcelの内容そのものではなく、Excelファイルのアイコンがスライド上に表示されます。

MicrosoftのOLEオブジェクトの説明でも、埋め込んだオブジェクトを内容ではなくアイコンとして表示できると案内されています。

アイコンの名前を変更する

表示するアイコンの名前を変更したい場合は、「アイコンの変更」をクリックします。

アイコンの変更
アイコンの変更

ここで表示名を変更できます。

例えば、

「Book1.xlsx」

のままでは内容が分かりにくいため、

「2026年度 売上実績.xlsx」

「商品別売上データ.xlsx」

など、何のファイルなのか分かる名前にしておくと親切です。

特にPowerPointを他の人へ渡す場合は、ファイル名だけで内容を判断できるようにしておくとよいでしょう。


アイコンで表示したExcelファイルを開く方法

PowerPoint上に埋め込んだExcelアイコンは、ダブルクリックすると開くことができます。

資料を受け取った人も、Excelを確認したいときにアイコンから開けます。

ただし、埋め込まれているのはPowerPoint内に保存されたExcelデータです。

元のExcelファイルを編集しても、PowerPointに埋め込んだExcelが同じように更新されるわけではありません。

元Excelとの連動が必要なら、後述する「リンク」を利用します。


PowerPointに埋め込んだExcelを編集する方法

PowerPointに埋め込んだExcelは、あとから編集できます。

例えば、

「売上金額を修正したい」

「表に1行追加したい」

といった場合でも、元Excelファイルを探し直す必要はありません。

編集手順

  1. PowerPoint内のExcelオブジェクトをダブルクリックする
  2. Excelの編集画面を開く
  3. 必要なセルを編集する
  4. 編集を終了してPowerPointへ戻る

埋め込まれたオブジェクトは、対応するアプリケーションが利用できる環境でダブルクリックして編集できます。


埋め込んだExcelを編集しても元のExcelは変わらない

ここは重要です。

PowerPointへExcelファイルを埋め込みした場合、PowerPoint内のExcelと元のExcelは別データになります。

例えば、

元ファイル
「売上.xlsx」

をPowerPointに埋め込んだあと、

PowerPoint内の売上を「100万円」から「120万円」に変更しても、元の「売上.xlsx」が同じように変更されるわけではありません。

逆も同じです。

元Excelを編集しても、PowerPoint内に埋め込んだExcelには自動的に反映されません。

Microsoftも、埋め込みオブジェクトは元ファイルとの接続を持たず、元データが変更されても埋め込み側は更新されないと説明しています。

元ExcelとPowerPointのデータを連動させたい場合は「リンク」を使います。


PowerPointに埋め込んだExcelが編集できないときの確認ポイント

Excelをダブルクリックしても編集できない場合は、次の点を確認してください。

Excelが利用できる環境か確認する

埋め込まれたExcelオブジェクトをExcelとして編集するには、対応するアプリケーションが必要です。

PowerPointで見えているからといって、すべての環境で同じようにExcel編集できるとは限りません。

画像として貼り付けていないか確認する

Excelの表を「画像」として貼り付けた場合、Excelデータとして編集することはできません。

画像とExcelオブジェクトは見た目が似ていても中身が違います。

Excelオブジェクトとして埋め込まれているか確認する

単純なPowerPointの表として貼り付けたものも、Excelとしては開けません。

あとからExcelで編集したい場合は、貼り付け時にExcelオブジェクトとして埋め込む必要があります。


Excelの表だけをPowerPointに埋め込むこともできる

Excelファイル全体ではなく、

「この表だけPowerPointで使いたい」

という場合もあります。

その場合は、Excelで必要なセル範囲をコピーしてPowerPointへ貼り付けます。

Microsoft公式では、Excelのセルをコピーした際の貼り付け方法として、

  • PowerPointの表として貼る
  • 元の書式を保持する
  • Excelデータとして埋め込む
  • 画像として貼る
  • テキストとして貼る

といった選択肢が案内されています。

あとからExcel形式で編集したいなら「埋め込み」を選びます。

単に会議で表を見せるだけなら、PowerPointの表や画像で十分な場合もあります。

ファイル全体を埋め込む必要があるのか、必要な表だけでよいのかを考えて選びましょう。


Excelファイルの埋め込みとリンクの違い

PowerPointにExcelを入れる方法で特に分かりにくいのが、

「埋め込み」と「リンク」の違い

です。

大きな違いは、元Excelとの接続を残すかどうかです。

項目埋め込みリンク
Excelデータの保存場所PowerPoint内元Excel
元Excelとの接続なしあり
元Excelの変更を反映しない更新可能
PowerPointだけ渡すしやすい注意が必要
リンク切れ起きない起きる可能性あり
PowerPointの容量大きくなりやすい比較的抑えやすい

Microsoftも、リンクされたオブジェクトは元ファイルを参照し、埋め込まれたオブジェクトはPowerPointファイル内部にデータを保持するものとして区別しています。

埋め込みが向いているケース

例えば、

  • PowerPointだけを他の人へ渡したい
  • ExcelデータをPowerPoint内に保存したい
  • 元Excelとの連動が不要
  • リンク切れを避けたい

といった場合です。

リンクが向いているケース

例えば、

  • 毎月Excelの売上データを更新する
  • PowerPointにも最新データを反映したい
  • 定例会議で同じ資料を繰り返し使う

といった場合です。

リンクされたExcelデータはPowerPoint側で「リンクの更新」を行うことで変更内容を反映できます。


PowerPointにExcelを埋め込むとファイルサイズは大きくなる?

ExcelデータをPowerPointへ埋め込むと、ファイルサイズが大きくなることがあります。

これはExcelのデータそのものをPowerPointファイル内部に保持するためです。

Microsoftも、大きなExcelファイルを埋め込むとPowerPointプレゼンテーションのサイズが大きくなる可能性があると案内しています。

そのため、

表を表示できればよいだけなら、画像として貼り付ける

という選択肢もあります。

PowerPointの容量が大きくなりすぎた場合は、画像なども含めてファイルサイズを見直してみましょう。

関連記事:PowerPointのファイルサイズを小さくする方法


複数のExcelシートをPowerPointで使いたい場合

1つのExcelブックに、

  • 売上
  • 利益
  • 在庫
  • 商品別実績

など複数のシートが入っていることがあります。

ここで注意したいのは、Excelブック全体をリンクした場合です。

Microsoftによると、Excelワークシート全体をPowerPointへリンクする場合、PowerPointには保存時にアクティブになっている最上位のワークシートのデータが表示されます。

そのため、

「シートごとに好きな部分を別々のスライドへ表示したい」

場合は、必要なシートのセル範囲をそれぞれコピーして貼り付ける方法のほうが分かりやすいでしょう。

例えば、

1枚目:売上
2枚目:利益
3枚目:在庫

というように必要なデータだけを配置できます。

スライド数が増えて管理しづらくなった場合は、PowerPointの「セクション」を使うと資料を整理できます。

関連記事:ページ数の多いPowerPointを「セクション」で整理する方法


ExcelをPowerPointに貼り付けるだけなら「埋め込み」は必要ない

Excelの表をスライドに表示するだけなら、必ずしもファイルを埋め込む必要はありません。

例えば、

会議中に完成した表を見せるだけ

なら画像として貼り付けても十分です。

反対に、

PowerPointからExcelとして編集したい

ならExcelオブジェクトとして埋め込みます。

判断基準は次のとおりです。

やりたいこと方法
ExcelファイルそのものをPowerPointに入れるオブジェクトとして埋め込み
Excelをアイコンで添付する「アイコンで表示」
PowerPointからExcelを編集するExcelオブジェクトとして埋め込み
元Excelの変更を反映するリンク
表を表示するだけ表または画像として貼り付け

難しい方法を使うことが目的ではありません。

資料の使い方に合わせて、必要な方法だけを選びましょう。


PowerPoint資料の見た目も整えたい場合

Excelの表をPowerPointへ入れたあと、

「他のスライドとフォントが合わない」

「資料全体の見た目がバラバラになった」

と感じる場合があります。

PowerPointでは、資料内のフォントをまとめて変更できます。

関連記事:PowerPointでフォントを一括変更する方法

Excelデータを入れるだけでなく、スライド全体のフォントやレイアウトも統一すると、読みやすい資料になります。


Excel・PowerPointをまだ持っていない場合

今回紹介したようなExcel・PowerPointを仕事で継続的に使う場合は、Officeの利用環境も確認しておきましょう。

買い切り型Officeを検討している方は、当サイトでOffice Home 2024についても解説しています。

関連記事:Microsoft Office Home 2024 永続ライセンスを購入する方法

すでに会社や自宅のPCでExcel・PowerPointを利用できている方は、新しく購入する必要はありません。


Excelをもっと使いこなしたい方へ

今回のような操作を調べるたびに、

「Excelでできることをもう少し体系的に覚えたい」

と感じる方もいるでしょう。

当サイトでは、Udemyで学べるExcel講座も紹介しています。

例えば、

  • Excelを仕事で毎日使う
  • 分からない操作を何度も検索している
  • 関数やVBAまで学びたい
  • 手作業を減らしたい

という方なら、動画講座で体系的に学ぶ方法もあります。

一方、今回の「PowerPointへのExcel埋め込み」だけできれば十分なら、無理に講座を利用する必要はありません。

まずはこの記事の手順を試してみてください。


よくある質問

PowerPointにExcelファイルを埋め込むにはどうすればいいですか?

PowerPointの「挿入」→「オブジェクト」→「ファイルから作成」の順に進み、Excelファイルを指定します。

ExcelファイルそのものをPowerPointへ埋め込む場合は、「リンク」にチェックを入れずに「OK」をクリックします。


PowerPointにExcelファイルをアイコンとして添付できますか?

できます。

「オブジェクトの挿入」でExcelファイルを指定したあと、「アイコンで表示」にチェックを入れます。

表示するアイコン名も変更できます。


埋め込んだExcelは編集できますか?

Excelオブジェクトとして埋め込んだ場合は編集できます。

PowerPoint上のExcelオブジェクトをダブルクリックして編集します。

ただし画像として貼り付けた場合は、Excelデータとして編集できません。


元のExcelを変更するとPowerPointも変更されますか?

通常の「埋め込み」では変更されません。

PowerPoint内に埋め込まれたExcelは元Excelとは別のデータとして扱われます。

元Excelの変更内容をPowerPointへ反映したい場合は「リンク」を利用します。


PowerPointだけを他の人に渡してもExcelを開けますか?

Excelを埋め込んでいる場合、元Excelファイル自体へのリンクは必要ありません。

ただし、埋め込まれたオブジェクトを編集するには、対応するアプリケーションなど相手側の利用環境にも左右されます。

重要な資料を渡す場合は、相手の環境で実際に開けるか事前に確認しておくと安心です。


埋め込みとアイコン表示は何が違いますか?

「アイコンで表示」は、埋め込んだファイルの表示方法です。

Excelの内容をスライド上へ直接表示する代わりに、Excelアイコンを表示します。

つまり、

埋め込み=ファイルをPowerPoint内に保持する仕組み

アイコン表示=その埋め込みファイルをどう見せるか

という違いです。


まとめ|ExcelをPowerPointに埋め込むなら「オブジェクト」を使う

PowerPointにExcelファイルを埋め込む基本手順は次のとおりです。

  1. 「挿入」をクリック
  2. 「オブジェクト」を選択
  3. 「ファイルから作成」を選択
  4. Excelファイルを指定
  5. 「リンク」にチェックを入れない
  6. 「OK」をクリック

Excelファイルを表ではなく添付ファイルのように見せたい場合は、「アイコンで表示」を選択します。

埋め込んだExcelをあとから修正したい場合は、PowerPoint上のExcelオブジェクトをダブルクリックして編集できます。

最後に、埋め込みとリンクを混同しないようにしましょう。

PowerPoint内にExcelを保存したい
→ 埋め込み

元Excelの変更内容をPowerPointにも反映したい
→ リンク

完成した表を表示するだけ
→ 通常の貼り付け・画像

この3つを使い分ければ、必要以上に複雑な設定をせず、用途に合った方法でExcelデータをPowerPointに取り込めます。

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